ITS年次レポート

従来、「ITS関係4省庁連絡会議の監修」として発行していた「ITS関係4省庁年次レポート」を2007年度より、関係省庁に執筆いただく日本政府の取組みに加え、地域、産業界、学界、及び世界の動向を加味し、新たに総合版年次レポート「日本のITS」として、ITS Japanが編集し、毎年6月に発行しています。

掲載内容の一部を、「基本情報編」および「資料・データ編」として一般に公開しています。

会員限定ページでは全編を掲載しています。

基本的な編集方針について

    1.  産官学民連携によるITSの推進状況を紹介し、ITS関係省庁による日本政府のITSの取り組みに加えて、地域のITS動向、産業界のITS動向、学界のITS動向、世界のITS動向などを含めた「ITS総合版」として把握できるようにまとめます。
    2.  毎年発行することを前提として、基本的な枠組みや表現は維持しながら、その年の特徴的な動向を紹介します。これにより、ITS進展のプロセスが本年度版単独でも、各年度版を通して読んでいただくのと同じように理解できるようにします。
    3.  ITS関係者が、ITS全体を俯瞰するのに利用すると共に、これからITSを理解しようとする人が入門書として、使用できる内容や記述とします。年度を象徴する特徴的な取組みを紹介することにより、ITSの進展を理解し易くするようにします。
    4.  定量的な記述も盛込み、ITS関係者が各種調査や文献執筆に活用しやすいようにします。

なお、近年のITSをとりまく環境変化に対応し、2014年版より従来からの基本的な編集方針を維持しつつ発行コンセプトを見直し、内容の充実を図ることといたしました。

発行コンセプトの見直しについて

ITS Japanが発行する、ITS年次レポート「日本のITS」は、2007年の発刊から、ITS進展の最新情報をITS関係者の皆様に提供してきました。近年では、高速通信環境の充実、スマートフォンの普及と新たなソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などの登場により、ITS をとりまく環境、技術、サービスも大きな変化が急速に進み、これらの動きが関連分野の広がりを加速させています。ITS Japan では、ITSの多様な変化、スピード、活動分野の広がりにタイムリーに対応するために、2014年版のITS年次レポートから、従来からの基本的な編集方針を維持しつつ、発行コンセプトの見直しをはかり、内容の充実を進めることといたしました。その基本的な考え方は、下記の通りです。

  1. ITS 年次レポート「日本のITS」は、従来からの産官学民連携によるITS 推進状況の紹介、ITS全体を俯瞰したITS入門書としての機能を維持しつつ、その年の特徴的な事柄の紹介等も含めて、ITS関連の活動報告として毎年冊子で発行いたします。
  2. 内容の一部を抜粋して、「基本情報編」および「資料・データ編」として公開します。
    ・基本情報編
      年次レポートに掲載した「ITSの潮流」、「ITS概論」、「未来創造の提言」の解説、「地域のITS」、「世界のITS」など
    ・資料、データ編
      ITS世界会議、APフォーラムの過去データ、2013年版以降に掲載した各企業、地域の取り組み事例の目次など

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