2024年度 第3回 ITS Japanコミュニティプラザ

自動運転車が事故を起こしたときの法的責任(刑事および民事)について
(自動運転車の社会的受容性の観点から)

2024年度第3回コミュニティプラザを開催しました。
自動運転における最大のメリットの一つとして交通事故削減が挙げられています。自動運転車は交通法規を遵守し、探知機能、運転技能に優れている等の理由のためです。国土交通省の研究では、ADAS(先進運転支援システム)では約7割、自動運転では約9割の死傷事故が削減できる可能性があると見積もられました。しかしながら交通事故がゼロとなることはありません、残念ながら必ず事故は起きます。すると自動運転車の事故処理、特に法的責任(刑事、民事)はどうなるのかという疑問が生じます。これらについて検討することは、自動運転の社会的受容性の観点から意味深いであろうとのおもいから、民事、刑事、それぞれについて現職の弁護士等による模擬裁判が開催されました。関与したITS Japan法務主査佐藤よりそれぞれの模擬裁判につき解説しました。
今回の資料掲載はございません。

■開催日・開催方法

2024年8月21日(水)10:30-12:00  Zoomウェビナー

■プログラム

「自動運転車が事故を起こしたときの法的責任(刑事および民事)について (自動運転車の社会的受容性の観点から)」
 報告者:ITS Japan 自動運転プロジェクト 法務主査 佐藤 昌之

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