日中国交正常化40周年の節目に「日中ITS協力記念及び展望セミナー」が開催される

― 主催:中国交通運輸部公路科学研究院、特定非営利活動法人ITS Japan ―

               

 8月1日(水)午前9時から北京市の国家会議中心(China National Convention Center)にて、「日中ITS協力記念及び展望セミナー」が開催されました。このセミナーは、日中国交正常化40周年の節目に、これまでのITS分野の日中協力の歴史を振り返ると共に、今後の一層の連携を確認するイベントとして、中国交通運輸部公路科学研究院と、特定非営利活動法人ITS Japanとが共催したものです。また、このセミナーは、2012 「日中国民交流友好年」の記念事業に認定されています。

 交流会では、日中ITS協力取り組みの振り返りおよび今後の展望について、中国から王笑京氏(交通運輸部公路科学研究院 総工程師)が、日本からは天野肇ITS Japan 専務理事からそれぞれ講演がありました。引き続き、これまで日中ITS協力の取り組みに功労のあった方々への表彰式があり、授賞者を代表して中国から、姚震中氏 (元 交通運輸部公路科学研究院 院長)が、日本から、石太郎氏(元 ITS Japan 常務理事)がそれぞれ授賞の御礼と、感想を述べられました。表彰式の後、日中両国からそれぞれ、現在及び将来のITSの取り組みについて、王剛氏(北京市交通委員会科技処 処長)と大月誠ITS Japan 常務理事から紹介があり、今後のITS協力体制継続の署名の後、参加者全員が揃って記念写真に納まり、和やかなうちに交流会の幕を閉じました。日本から参加した関係者は、「16年にわたる日中ITS協力に貢献した方々が一堂に会した素晴らしい会合になりました。「日中国民交流友好年」が掲げているように、旧知の人々との再会を新たな出会いとして、更に、心の絆を紡いでいきたいと思います。」と、感想を述べていました。

今後のITS協力体制継続の署名

功労者表彰 姚震中氏(左) 石太郎氏(右)

同時に開催された 「日中ITS協力記念展」

詳しいプログラムはこちら 日中ITSセミナーのプログラム

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