2015年度 第5回 ITS Japanコミュニティプラザ
去る3月11日(金)、2015年度第5回コミュニティプラザを開催しました。
第5回コミュニティプラザでは、「先進安全に関するホンダの取り組み」と題して、本田技研工業株式会社の先進安全への取り組みについての講習、実技研修を通して、参加者自身の運転をふり返り、気づき納得して頂ける参加体験型研修を開催しました。
■タイトル
「先進安全に関するホンダの取り組み」
■開催日/会場
2016年3月11日(金)9:30~16:30
ツインリンクもてぎ「アクティブセーフティトレーニングパーク(ASTP)」
〒321-3597 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1(http://www.twinring.jp/astp/)
■内 容 ⇒資料のダウンロードはこちら(会員限定ページ)
- ホンダの先進安全への取り組み (30分)
株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 主任研究員 井上 茂氏 - 交通安全講習 <講習+体験> (90分)
・運転と反応:とっさの出来事を想定して、急ブレーキ、急回避などの運転操作を実施
認知、判断、決断、操作に必要とする時間の理解
・低μ路での走行(低μブレーキング、回避、スキッドリカバリー)
:雨、雪での滑りやすい低μ路でのブレーキ、ハンドル操作を実施
ABS、横滑り防止装置の効果・影響の確認とクルマの制動距離の理解 - コレクションホール見学 (90分)
今回は、17名の会員の皆さまに参加いただきました。
ご講演では、ホンダの先進安全に関する取り組みについて、事故ゼロと自由な移動を目指した高度運転支援システム、自動運転システムについての説明、協調領域に関する他社、外部団体との連携など、ご講演いただきました。
参加者からも質疑が多々あり、関心の高さがうかがえました。
交通安全講習では、「運転と反応」「低μ路での走行(スキッドリカバリー)」の項目について、体験運転をして頂きました。
「運転と反応」項目では、
① 認知、判断、決断、操作に必要とする時間の理解
② 道路状況に合わせ、必要とする車間距離の理解
③ 追突事故を防ぐ確実な車間距離の取り方の習得
「低μ路での走行(スキッドリカバリー)」項目では、
① ABSの効果・影響の確認とクルマの制動距離の理解
② 緊急時に最短距離で止まる方法の理解
を目的とした講習を実施しました。
参加者からは、危険認知からブレーキ操作をして、車が停止するまでの距離と適切な車間距離について、予想と実際の運転に大きな差があったことに大変驚かれていました。またスキッドリカバリーでは、スピン体験をしたことのない参加者が殆どで、スピン回避操作について、もっと実施したいといった声が聞かれました。
ホンダコレクションホール見学では、収集・復元された2輪、4輪、汎用製品、レーシングマシンなど、約300台が展示されており、その他には、2足歩行ロボット「ASIMO」の歴代展示、環境についての取組みなどの紹介がありました。また70周年企画展示として、世界最初のオートバイ(レプリカ)からホンダ黎明期までに誕生した世界のオートバイを数多く展示しており、参加者の注目を集めていました。
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